2014年6月30日月曜日

1982年 角川文庫(サッポロ缶生)



「乾いた心にこの一冊、乾いたノドにこの一缶。」飲料系の広告は商品を本に例えるパターンが多いなぁ。しかも、このデザインのサッポロビール見た記憶がない

2014年6月28日土曜日

2008年 ちくま文庫(関取?)



ちくま文庫は初登場かな。関取の絵(写真?)はなんだか意味不明。

1979年 講談社文庫


講談社文庫も、マジメというか地味というか、色違いはあるけれど、基本的に文庫の分類の説明だけ。栞だからそれで十分役目は果たしているんだけど、数十年後のいま見返して面白がるには残念な感じ。

2014年6月27日金曜日

1976年 角川文庫(犬神家の一族)


古い文字だけシンプルシリーズ。文字だけで硬派なイメージ。ちなみに、今の犬神家の一族(角川文庫)をAmazonさんで調べてみると720円とあるから、28年で値段が約2倍になっている。大卒初任給を年次統計で調べてみると、94300円→201800円(1976年→2012年)ということらしいので、平均的な値段上昇ということなのかな。

2014年6月25日水曜日

1978年 角川文庫(野生の証明+トマトジュース)


こちらも両A面状態の栞。しかもトマトジュースは2回目の登場。映画「野生の証明」は確か薬師丸ひろ子が出ていたが、無名の新人なので薬師丸押しでは無い。当時、なぜか見に行っていて(15歳当時の趣味嗜好から考えてお金を出して見に行くとは考えられないので、招待券かなにかをもらって見に行ったのだと思う)、高倉健が手斧で村人の頭を勝ち割るシーンだけ覚えている。

1990年 双葉文庫(がんばれタブチくん)


1990年でもこの栞のデザイン「地味!」って思ってしまう。「手にすると、ストーリーが始まる。」というキャッチフレーズもなんだか気恥ずかしい。

2014年6月24日火曜日

1977年 角川文庫(トマトジュース)


トマトジュースの宣伝。無理矢理本に結びつけてる感が…カゴメの広報担当が本の栞に載せる宣伝だからと、かなり苦労したんだろうなぁ。

2014年6月23日月曜日

1989年 徳間文庫(魔女の宅急便)


徳間文庫も、どちらかと言うと角川風のカラー栞。映画とタイアップ展開も似ている。それにしても魔女の宅急便てついこの間公開だったように思っていたが、25年も経っているなんて…

2014年6月22日日曜日

1974年頃 スヌーピー


出版社不明。書店のレジでもらったヤツかもしれない。
この頃は、「PEANUTS」ではなくて「SNOOPY」で出版されていたので(★スヌーピー最新刊って書いてある)、長らく原題も「SNOOPY」だと思っていた。原題が「PEANUTS」(チャーリーブラウンの野球チームの名前…だったよな確か)と知ったのは、つい数年前。ブラック魔王よりケンケンが有名になったようなものか?

2014年6月21日土曜日

1981年 角川文庫(セリカ)


文庫の栞に車の広告。リトラクタブルヘッドライトがはやっていた時期だったと思うけど(スプリンタートレノとか)、このセリカのヘッドライトは「これじゃない」って思っていた。

2014年6月20日金曜日

1980年頃 書店くじ


文庫の栞とは違うけれど、栞大の書店くじ。栞として使っていたので、自炊の際に出てきたもの。切り取って応募したので下の方が切れてしまっている。「サンジョルディの日に本を贈りましょう」的なキャンペーンをやっていたような記憶が…でも、図書券当たったこと無いなぁ

2014年6月19日木曜日

1981年 角川文庫(ヤマザキ)


ロゴが今と変わらないのでランチパックでおなじみの「ヤマザキ」の広告つき栞。ドリンクも作ってたんですね。パンだけかと思ってた。写真のモデルさんは自分と同い年の共同石油イメージ・ガール(Wikipedia調べ)らしい。

2014年6月18日水曜日

1977年 角川文庫(人間の証明)


1977年位の古い栞になると角川も文字だけの地味な宣伝。この頃はほかの文庫とあまり変わらないイメージ。どうやら角川文庫の栞がカラフルになるのは、79年〜80年辺りらしい。

2014年6月17日火曜日

1987年 集英社文庫(小泉今日子)


今やあまちゃんのお母さん(ちょっとネタ古い?)も、この頃はカワイイ。

2014年6月16日月曜日

1977年 河出文庫(何となく、クリスタル)


「何となく、クリスタル」の著者の顔写真が並んだ栞。初文庫化のキャンペーンなんでしょう。当時、NOTES(後注)がついた小説は斬新だったけど、今読むと注釈がウザイと感じるのは…時代?自分が歳とったから?。Wikipediaによると、河出文庫版の「何となく、クリスタル」は絶版になっているようだ。非実在書籍も実在書籍もきちんと手元に置いておかないと手に入らなくなってしまうのは同じかもしれない。

2014年6月15日日曜日

2014年6月14日土曜日

1977年頃 集英社文庫(コバルトシリーズ)


コバルトシリーズの栞は、やはり乙女チック。メインターゲットはやっぱり10代女子だったんだろうなぁ。たぶん「大和真也のフォックスさんにウインクを」を読んでいるのでそれに入っていたものでしょう。

2014年6月13日金曜日

1978年 角川文庫(ROPE)


角川文庫の広告シリーズ(?)
ROPEとは「1968年、株式会社ジュンのレディスブランドとしてスタート。ブランド名は南フランスのコートダジュールにあるリゾート、サントロペに由来している(kotobankから抜粋)」ということらしい。確かに写真のファッション「JUNぽい」感じがする。

2014年6月12日木曜日

1981年 岩波文庫(トリスタンイズー物語)


挿絵と書名だけのシンプルな岩波文庫の栞。これだけだとこの物語に対する何の食指も動かないのだが…


愛の秘薬を誤って飲みかわしてしまった王妃イズーと王の甥トリスタン。この時から2人は死に至るまでやむことのない永遠の愛に結びつけられる。世の掟も理非分別も超越して愛しあう“情熱恋愛の神話”として人々の心に深くやきつき、西欧人の恋愛観の形成に大きく影響を与えた。(Amazonの「Book」データーベースより…より抜粋)
ちょっとネットで調べて、内容説明を読むとガゼン読みたくなってくるではないか。「情熱恋愛」ですよ、「情熱恋愛+永遠の愛」と来たらちょっと手が出ちゃうかもしれない。挿絵と書名だけでなく、内容もちょっと紹介すれば良かったのに。

2014年6月11日水曜日

1983年 講談社文庫(マザーグース)


1983年の講談社文庫のシンプルな栞。これくらい淡白な方が読書の邪魔をしないかもしれない。マザーグースの詩ととぼけた感じの猫がいい味出している。

2014年6月10日火曜日

1979年 岩波文庫(シニア70選)



岩波文庫の硬派感ゴリゴリの栞。漱石全集+鴎外選集+シニア70選ときた。「学生・市民のために」という文言がまた堅くて泣かせる。
パラフィン紙で包まれた岩波文庫がセットで79冊本棚に並んでいたら、説得力バツグンだろうな…何の説得力かはわからないけど…まちがいなく「参りました」って言っちゃう。今のつるつるの印刷カバーでは威力半減だけど。

2014年6月9日月曜日

1979年 岩波文庫(ジュニア60選)


岩波文庫のジュニア60選のラインナップが知りたい。「中学生・高校生の読書計画の手立てとして基本的な古典」って何だろう。岩波文庫内のチョイスだからお堅いラインナップになりそうだけど、候補が思い浮かばない…岩波少年文庫ならおすすめラインナップは思い浮かぶけれど…
ふと「学級文庫に漫画は持ってこないでください」「学習漫画は勉強になるから良いんじゃないですか」的な学級員と図書委員のやり取りが頭の中に浮かんだ。

2014年6月8日日曜日

年不明 集英社文庫(コバルトシリーズ)


ラジオでよく耳にした「集英社文庫コバルトシリ~ズ〜♪」というジングルを思い出す。今思えば、ラノベのハシリだよね。高校生の頃、友達の間でも「コバルトシリーズは会話が多いのでページの下半分に文字がほとんどない」と言われていた。どちらかというと女子向けみたいな装幀なのだが、富島健夫とかちょいエロな作品も結構あって、もろエロな本を買うのは恥ずかしい高校生男子御用達的な位置づけだった。実際のところ、SFマガジンを買うのに、レジのお姉さんに「SMではなくてSFだよといかにアピールするか」をまじめに議論したりする高校生男子だったな。

2014年6月7日土曜日

2011年角川文庫(シロクマ)


2011年の角川文庫。今風のカラフルな栞。こうして見ると、角川文庫はずっとカラーのしおりにこだわっている気もする。

2014年6月6日金曜日

1979年 角川文庫(吉行淳之介エンタテインメント全集)

カラーのきれいな印刷(宣伝も含む)の多い角川文庫も、1979年までさかのぼると地味なしおりに。一応カラー印刷だけど…「シャレた装幀とスマートな造本」というキャッチフレーズが昭和だね。
不思議な幾何学模様がKとBだといま気がついた。35年(=2014年−1979年)して気がつくって遅すぎ…

2014年6月5日木曜日

年不明 文春文庫


角川と比べて、素っ気ない、いかにもオマケ然とした栞。古いおとぎ話の挿絵風。紙質も薄め。wikiによると文春文庫はノンフィクションに強い文庫ということらしいが、そう言われると、自分で買った文春文庫はエッセイが多い気がする。